発電事業(笹ヶ峰発電所)
令和元年7月1日 笹ヶ峰発電所正式稼働
笹ヶ峰ダムでは、これまで利用されていなかったダム湖面からの有効落差(33.5m)を再生可能エネルギーに変換する小水力発電所を建設しました。発電能力は、年間4,022MWhを計画しており、これは、一般家庭のおよそ900戸分に相当します。当発電所は、3土地改良区(関川水系土改区「代表」、和田土改区、水上土改区)により運転・操作が行われます。売電収益は、3土地改良区の土地改良施設の電気料金や発電所の運営経費、土地改良施設の維持管理費(用水路の草刈り費用等)等に充当されます。
笹ヶ峰発電所の概要
・最大使用水量:3.8m3/秒
・発電期間:通年(かんがい期:農業用水従属、非かんがい期:西野発電用水従属)
・有効落差:33.5m
・最大出力:997kwh
・年間予定発電量:4,022MWh
・建設事業名:国営かんがい排水事業 関川用水地区
・工期:平成26年~29年
・工事費:1,665百万円