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お知らせ

園芸導入推進研修会(枝豆、アスパラガス)が開催されました

お知らせ 2020/06/18

 

令和2年6月17日(水)上越市三和区三村新田 枝豆ほ場(雲田静男さん栽培)ならびに 上越市上島 アスパラガスハウス(小林進一さん栽培) において上越地域農業振興協議会 園芸振興部会 主催の園芸導入推進研修会が開催されました。

当日は、新潟県上越地域振興局、上越市、妙高市、えちご上越農業協同組合、土地改良区(上越地域)、ほ場整備事業地区推進協議会 役員 等、総勢 約40名が参加し、枝豆ほ場、アスパラガスハウスを視察しました。

枝豆ほ場では、農研機構が開発した「耕耘同時畝立てマルチ播種機」により被覆された畝をモデルに直播栽培でのマルチによる雑草抑制、発芽安定、効果的な収穫、調整作業の実施に期待が持てること 等が紹介されました。同耕耘同時畝立てマルチ播種機により被覆された畝は、品種 晩酌茶豆を採用し、5月15日に播種を行い、8月中旬頃の収穫を予定しているとのことです。

アスパラガスハウスについては、約10aの面積にハウス7棟(1棟:6.4m*24m)を設置し、ゼンユウガリバー、ウエルカムの2品種を栽培していることが紹介されました。アスパラガスは、初めての収穫から約10年を目途に株の更新時期を迎えますが同ハウスでは10年以上、更新していない株(更新の必要がない収量を見込める株)も多くあり、移植コストの抑制を望める品目として注目されているとのことです。

関川水系土地改良区管内では、今後、新規ほ場整備地区 約2千ヘクタール超を計画しており、数値目標(受益面積の2割以上を園芸導入)の対象となる令和元年度以降の採択目標地区では積極的に園芸の導入(規模拡大)を計画しています。

枝豆ほ場を視察する参加者

耕耘同時畝立てマルチ播種機により被覆した畝

アスパラガスハウスを視察する参加者

長さ30センチ程度まで成長したアスパラガス