お知らせ

ＩＣＴ・スマート技術実演会を開催 ～維持管理・監視業務の省力化を目指して～

お知らせ 2021/05/21

本年度、当土地改良区では維持管理や監視業務の省力化を目的として、ドローン及びラジコン草刈機を導入することとなり、５月20日（木）に上江幹線用水路管理道路（上越市板倉区山部地内）において「ＩＣＴ・スマート技術実演会」を開催したところ、管内の農業団体・機関の役職員44人から参加していただきました。

当日は、農機具販売店・農機メーカーの協力を得て、危険箇所の監視等に活用できるドローンや傾斜のある法面で活躍するラジコン草刈機の実演を行いました。冬期間、雪をかき分け徒歩で危険な用水パトロールを行ってきましたが、今冬からはドローンによる監視体制を構築することで安全性や省力化の大幅向上が期待されます。

また、足場の安定した場所から遠隔で操作できるラジコン草刈機は、危険を伴う急斜面の草刈りの作業負担を軽減する技術として注目されています。

参加者らは雑草の生い茂る急斜面を難なく進むラジコン草刈機について、メーカーの担当者に熱心に質問しながら見学や操作方法を学びました。

当土地改良区では、近年、技術革新が目覚ましいＩＣＴ・スマート技術を導入することで将来的にさらなる省力化及び作業の安全性向上を検討していきます。

■今回実演会に使用した機器

挨拶をする齋藤理事長

ドローンの操作を実演

ドローンはスマートフォンを使って操作が可能

ラジコン草刈り機「神刈」の実演

説明を聞く参加者達

当日の様子（動画）