園芸産地化チャレンジ事業 園芸導入研修会が開催されました
お知らせ 2020/12/08
令和2年12月8日(火)関川水系土地改良区 会議室において新潟県上越地域振興局 農林振興部主催による園芸産地化チャレンジ事業 園芸導入研修会が開催されました。
当日は、新潟県上越地域振興局 農林振興部、上越市、妙高市、えちご上越農業協同組合、和田土地改良区、関川水系土地改良区の職員 他、ほ場整備事業推進協議会の役員ならびに中心経営体等の関係者らが多数参加し、講演、事例発表、情報提供が行われました。
冒頭、新潟県上越地域振興局(農林振興部)鶴巻参事より「上越地域の園芸推進方向について」と題し、園芸導入の三本柱である ①稲作経営体への本格的な園芸導入の推進 ②ほ場整備事業を契機とした園芸産地の育成・拡大 ③地域園芸品目の生産・販売の拡大 について説明があり、重点5品目 ①えだまめ ②えだまめ後作(ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ)③アスパラガス ④加工用ぶどう ⑤少量多品目 の産地育成を目標として掲げることが説明されました。
講演は、えちご上越農業協同組合(園芸畜産課)小関課長が「上越地域の園芸推進方向について」と題し行われ「一億円産地化計画」「儲かる園芸の実現に向けた①仕組み作り①者作り③ひと作り の三本柱」等を説明されました。
併せて、農事組合法人 営農きじま 齋藤理事より「園芸作物の新規取組みについて」と題し、事例発表が行われ、ほ場整備事業を契機に えだまめ60a、ブロッコリー60aの栽培にチャレンジした経緯が説明されました。
情報提供では、新潟県上越地域振興局(農林振興部農地整備第2課)坂井課長代理より「ほ場整備事業地区園芸産地現地研修会(新潟市江南区小杉)の参加報告」が行われ、実証ほ場でのキャベツ栽培について説明されました。
質疑応答では、営農きじま 齋藤理事に対し「えだまめ、ブロッコリーを栽培するにあたり どのような排水対策を行ったのか」との質問があり「畝間排水のみで特別なことはしていない。河川が近くにあり排水条件が良好なのが水田園芸が成功した決め手になった。」との回答がありました。
関川水系土地改良区管内では、今後、新規ほ場整備事業地区 約2千ヘクタール超を計画しており、数値目標(受益面積の2割以上を園芸導入)の対象となる令和元年度以降の採択目標地区では積極的に園芸の導入(規模拡大)を計画しています。
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