ほ場整備地区 園芸産地化現地研修会(五泉市・さといも)が開催されました
お知らせ 2021/11/02
令和3年10月19日(火)県営ほ場整備事業 早出川東部地区(新潟県五泉市猿和田 地内)において新潟県(農地部、農林水産部、新潟地域振興局農林振興部)主催のほ場整備地区 園芸産地化現地研修会が開催されました。
当日は、国、県、市町村、農業協同組合、土地改良区、ほ場整備地区農業者などの関係者が多数が参加し、さといも の栽培ほ場において現地研修会が行われました。
収穫された さといも は、五泉市のブランドさといも である帛乙女(きぬおとめ)で五泉市内で約65㌶(令和3年度)が栽培されています。ダシの風(新潟県の方言で暖かい南風のこと)の影響で水稲の白穂化、品質低下、収量低下が起き易い環境を考慮し、ダシの風に強く土地条件に適した さといも の栽培を昭和60年代後半より開始しました。
昨年度の販売実績は、販売額は3億1千万円、販売量は935㌧で出荷期間は、8月から翌年5月までとし、12月以降は個別に貯蔵していた さといも の出荷も行っている。
同地域では、担い手と栽培ほ場の確保が課題であり、これら課題の解決策として積極的にさといも専用機械の導入を行い、それら機械の一部を現地研修会の当日に披露頂きました。
関川水系土地改良区管内では、今後、新規ほ場整備地区 約2千ヘクタール超を計画しており、数値目標(受益面積の2割以上を園芸導入)の対象となる令和元年度以降の採択目標地区では積極的に園芸の導入(規模拡大)を計画しています。
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