世界かんがい施設遺産で地域活性化を
お知らせ 2022/04/21
「世界かんがい施設遺産地域活性化推進協議会」設立
4月11日、熊本市において、世界かんがい施設遺産地域活性化推進協議会の設立総会が行われました。この協議会は、世界かんがい施設遺産登録地区・都道府県・市町村・土地改良事業連合会など206団体で構成し、かんがい施設遺産を活用した地域活性化のための活動を行います。
もともと、任意の世界かんがい施設遺産連絡協議会はありましたが、さらなる情報共有や連携、遺産活用の新たな取組みや農村地域の活性化を図る必要があるとして、今回、農林水産省により正式な協議会が設立されました。
設立総会では、規約・活動計画などが決議されました。あわせて、世界かんがい施設遺産のロゴマークやカードの活用案についても提案があり、6月以降正式に活用していくこととなる予定です。
関川水系土地改良区で登録となっている世界かんがい施設遺産上江用水路は、パンフレットの作成、見学会、小学校への出前授業など様々な啓発活動を行っていますが、この協議会の情報を参考にさらなる啓発活動につなげていきたいと考えています。
世界かんがい施設遺産とは かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資することを目的として、建設から100年以上経過し、かんがい農業の発展に貢献したもの、卓越した技術により建設されたもの等、歴史的・技術的・社会的価値のあるかんがい施設を国際かんがい排水委員会(ICID)が登録・表彰する制度です。 平成26年度から開始された制度で、世界では123施設が登録されており、そのうち日本では44施設が登録となっています。 上江用水路は、平成27年度に登録・表彰されています。 |
世界かんがい施設遺産サミット in Kumamoto 開催
4月11日、熊本市において世界かんがい施設遺産サミットin Kumamotoが開催されました。
大会では、佐藤洋平氏(前国際かんがい排水委員会〔ICID〕日本国内委員会委員長)の基調講演や世界かんがい施設遺産の保全と利活用を考えるパネルディスカッションが行われ、最後に次の大会宣言が採択されました。
~大会宣言(要旨)~
○先人の英知と努力、農家や住民の維持活動に敬意と感謝を表する
○かんがい施設は、農業だけでなく社会・文化・生活を支えてきた地域資源であることを認識する
○かんがい農業によって実現される高度な水利用と地下水かん養を評価し、その意義・価値を広く発信する
○次世代を担う人たちと世界に誇るかんがい施設の持続的な保全と利活用を積極的に進める
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