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世界かんがい施設遺産連絡会が設立されました
施設遺産 2016/03/15
平成27年10月に上江用水路が世界かんがい施設遺産に登録となりましたが、この度、全国の世界かんがい施設遺産登録となった施設の管理者による「世界かんがい施設遺産連絡会」が設立されました。
昨年11月に開催された平成27年登録施設の世界かんがい施設遺産登録証伝達式後の意見交換会で、佐藤洋平ICID日本国内委員長から「各地域で情報共有し、活動の連携ができる連絡会のようなものを作ってはどうか。」との提案があり、ICID国内委員会や関係者で検討した結果、各施設の管理者が会員となり、自主的に活動する組織として世界かんがい施設遺産連絡会を設立することとなりました。
設立総会は、平成28年3月3日、砂防会館本館(東京都)で行われ、連絡会規約等が議決され正式に設立発足しました。会員は、現時点で平成26・27年度登録施設の13施設の管理者で、平成28年度以降の登録施設管理者は随時加入となる予定です。
初代会長は、上江用水路の管理者である関川水系土地改良区の永井理事長が推薦され就任となりました。永井会長は「初代会長の重責に身の引き締まる思いだ。歴史的・技術的・社会的に貴重な施設を管理しておられる皆さまと更なる連携と発展に向け、本会の円滑な運営、活動の一層の充実に努めて行きたい。」と述べました。
平成28年度連絡会の活動として、上江用水路視察が計画されています。
(平成26年度・平成27年度に登録となった13施設 )
※全国水土里ネットのサイトに移動します
世界かんがい施設遺産連絡会 設立総会の様子
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