渇水対策に関するお知らせ
最終更新日時:2023/08/04 11:47
現在、連日の猛暑により、水源である笹ヶ峰ダム・野尻湖から最大限のかんがい放流を実施し、各幹線用水路は満量にて通水しているところですが、上江幹線用水路では下流部まで用水が到達しないことから、7月29日から番水(上流域50%取水制限)により、下流域への用水供給を図っているところです。しかしながら、依然として下流域の皆様より用水不足の苦情が多数届いております。
また、笹ヶ峰ダム・野尻湖の貯水量は、かんがい放流により急速に減少してきていることから、期間を区切って落水量を調整することで、かんがい期間を乗り切りたいと考えています。コシヒカリを中心とした中生品種の出穂期の最盛期を迎え、一斉に水掛したい気持ちはわかりますが、限られた用水を管内全域に公平な配水をするためには、「互譲の精神」のもとに、お互いに相手に譲り合う気持ちを大切に用水の利用をしていただきますよう、お願いいたします。
なお、配水状況によっては、中江幹線用水路も即時番水を実施します。
つきましては、別添、笹ヶ峰ダム・野尻湖の放流実績・計画をご覧いただき、下記の点にご留意願います。
1.ほ場への給水は、かけ流しを絶対しないこと。
2.給水栓の水の出が悪いほ場については、水の出の良いラインの給水栓を閉め、水の出の悪いほ場を
優先的に水掛すること。
3.幹線用水路の分水ゲートを無断で操作しないこと。